ガヴィ デル コムーネ 750ml

葡萄品種:コルテーゼ

ベルに書かれた「テヌータ マネンティ」は畑の名前で、ブリク サッシはロベルトがこのワインに付けた名前です。

アウローラとは畑の場所が異なります。テヌータ マネンティは山に近いところほど石が多くなっています。

石のことをイタリア語では、「サッシ」と言います。「ブリク」は丘の意味です(正式にはブリッコですが、ピエモンテ方言ではブリクと言います)。

土壌は、マール(泥灰土)石灰岩。もともとは海であったため、ミネラル分を多く含んでいて、ワインにもしっかりと含まれています。

石灰岩の中には、貝殻なども見られます。畑は、南と南東向きで、標高270m、起伏があります。

海に近いため、海からのマイクロクライメイト(反射光、気温、風など)の良い影響を受けます。平均樹齢は40年。仕立てはギヨーです。

低温で3~4ヶ月かけて発酵させます。澱と接触することで、ミネラルが与えられます。また、1ヶ月に1度は澱引きします。

2ヶ月ステンレスタンクで熟成させ、瓶詰前に-3度から-4度で酒石を落とします。その後ボトルで2ヶ月寝かせます。

熟した果実の甘さと柑橘系の引き締まった風味がすばらしく調和しています。ハーブ系の香りがあり、アウローラより凝縮したブーケがあります。

特徴を比較すると、アウローラは「フルーティ」、ブリク サッシは「よりミネラル」と言えます。