エディツィオーネ チンクエ アウトークトニ 750ml

葡萄品種:モンテプルチャーノ33%、プリミティーヴォ30%、サンジョヴェーゼ25%、ネグロアマーロ7%、マルヴァジア ネーラ5%

ファルネーゼを訪れたヒュー ジョンソンの「イタリアには700を超える土着品種があるのに、何故それで偉大なワインを造らないんだ?」という言葉から生まれました。

エディツイオーネは「(書籍などの)版」、チンクエ アウトークトニは「5種類の土着の葡萄品種」の意味です。

海抜500mの40年樹齢のアブルッツォの畑から、樹齢が120年近いプーリアのサーヴァ村にある畑に至るまで、ユニークで樹齢が古く高品質の葡萄が出来る畑を選びました。

プーリアは鉄分を多く含んだ赤い砂質の土壌で、フィロキセラの影響を受けにくいので古い樹齢が残っています。

ファルネーゼの契約する畑は30,000haありますが、エディツイオーネのために選ばれた畑は、僅か7haでした。

プリミティーヴォは、生った実を2~3ヶ月樹の上で乾燥させています。

5種類の葡萄は別々に醸造、熟成させます。丁寧に除梗します。マセラシオンと発酵は25日間。

マロラクティック発酵はセガン モローのバリックの新樽(アメリカンオーク60%、フレンチオーク40%)で行い、1年間熟成後さらに1年間瓶熟。

サンジョヴェーゼよりも、モンテプルチャーノを長く熟成させることが多くなります。

サクランボやプラム、熟したブラックカラントの香り、タバコ、香ばしいトーストの香り。ベルベットのようになめらかなタンニン、

バニラとチョコレートのスパイシィなフレイバーがあります。

濃厚なソースを使った赤身肉やジビエと。またこれだけで、瞑想のためのワインとして。アブルッツォとプーリアの2州からの葡萄を使っているため公式にはVT表示は出来ず、代わりにエディションナンバーを付けています。「18」は、'16年VTです。